アクシーインフィニティの始め方と稼ぎ方 初心者向けに徹底解説

アクシーインフィニティの始め方と稼ぎ方、初心者向けに徹底解説

「ゲームで遊びながらお金を稼ぐ」という、かつては夢物語だったコンセプトを現実のものとし、世界中に「Play to Earn(P2E)」のムーブメントを巻き起こしたNFTゲーム、それがアクシーインフィニティ(Axie Infinity)です。

この記事では、これからアクシーインフィニティを始めてみたいと考えている初心者の方に向けて、その基本的な仕組みから具体的な始め方、そして効率的な稼ぎ方まで、網羅的に解説します。

アクシーインフィニティは、単にキャラクターを育てて戦わせるだけのゲームではありません。ブロックチェーン技術を基盤とした独自の経済圏が形成されており、ゲーム内で得た資産は現実世界のお金に換金可能です。しかし、その一方で仮想通貨の価格変動リスクや専門的な知識も必要となるため、始める前には正しい理解が不可欠です。

本記事を読めば、アクシーインフィニティの全体像を掴み、スムーズにゲームを開始し、そして賢く稼ぐための第一歩を踏み出せるでしょう。

アクシーインフィニティ(Axie Infinity)とは?

アクシーインフィニティ(Axie Infinity)とは?

アクシーインフィニティは、多くのメディアで取り上げられ、ブロックチェーンゲームの代名詞的存在となりました。しかし、「名前は聞いたことがあるけれど、具体的にどんなゲームなのかは知らない」という方も多いのではないでしょうか。このセクションでは、アクシーインフィニティの根幹をなす3つの要素、「Play to Earn」という概念、開発会社、そして技術的基盤について、初心者にも分かりやすく解説します。

「Play to Earn(遊んで稼ぐ)」を代表するNFTゲーム

アクシーインフィニティを理解する上で最も重要なキーワードが「Play to Earn(P2E)」、日本語で「遊んで稼ぐ」という概念です。

従来の一般的なオンラインゲームでは、プレイヤーが課金してアイテムやキャラクターを購入し、そのデータはゲーム会社のサーバー内に保存されていました。ゲームがサービスを終了すれば、それまで費やした時間やお金は、基本的に手元に残りません。ゲーム内での資産は、あくまでそのゲームの世界でしか価値を持たない、閉じた経済圏でした。

一方、アクシーインフィニティのようなP2EモデルのNFTゲームは、この常識を根底から覆しました。ゲーム内でプレイヤーが育成する「アクシー」と呼ばれるモンスターや、獲得するアイテムは、NFT(Non-Fungible Token:非代替性トークン)としてブロックチェーン上に記録されます。NFTとは、一つひとつが固有の価値を持つ、改ざん不可能なデジタル資産のことです。これにより、プレイヤーはゲーム内資産の「所有権」を真に持つことができます。

そして、この所有権こそが「稼ぐ」ことを可能にします。プレイヤーは、ゲームをプレイすることで得られる仮想通貨を取引所で売却して法定通貨(日本円など)に換えたり、育成したNFTキャラクター(アクシー)を専門のマーケットプレイスで他のプレイヤーに販売したりすることで、現実の収益を得られます。

つまり、アクシーインフィニティは、ゲームで費やした時間や努力が、ゲーム内での強さだけでなく、現実世界での経済的価値に直接結びつく画期的なシステムを構築したのです。この「ゲームプレイの対価として、現実の金銭的報酬を得られる」仕組みこそがP2Eの本質であり、アクシーインフィニティが世界的なブームを巻き起こした最大の理由と言えるでしょう。

ベトナムの「Sky Mavis社」が開発・運営

アクシーインフィニティという革新的なゲームを世に送り出したのは、ベトナムに拠点を置くテクノロジー企業「Sky Mavis社」です。2018年に設立された同社は、共同創業者であるTrung Nguyen氏(CEO)を中心に、ブロックチェーン技術とゲームを融合させることで、プレイヤーに経済的な機会を提供することを使命として活動しています。

Sky Mavis社は、単なるゲーム開発会社ではありません。彼らはアクシーインフィニティという一つのプロダクトを通じて、デジタル国家ともいえる巨大な経済圏を構築・運営しています。そのビジョンは多くの投資家からも高く評価されており、シリコンバレーの著名なベンチャーキャピタルであるアンドリーセン・ホロウィッツ(a16z)や、大手暗号資産取引所のFTX(破綻前)、韓国のIT大手サムスン電子の投資部門など、世界的な企業から多額の資金調達に成功しています。参照:Sky Mavis社 公式サイト

このような強力なバックアップは、プロジェクトの信頼性と将来性を示す重要な指標となります。Sky Mavis社は、調達した資金を開発体制の強化、eスポーツエコシステムの構築、そして後述する独自ブロックチェーン「Ronin」のセキュリティ向上などに投じており、アクシーインフィニティを長期的に発展させていくという強い意志を示しています。開発・運営元が明確であり、かつ強力な支援を受けている点は、ユーザーが安心してゲームに参入できる大きな要因となっています。

イーサリアムのサイドチェーン「Ronin」が基盤

アクシーインフィニティは、当初、スマートコントラクトのプラットフォームとして最も普及しているイーサリアムのブロックチェーン上で構築されていました。しかし、イーサリアムには大きな課題がありました。それは、「スケーラビリティ問題」です。利用者が増えるにつれて取引の処理が遅延し、「ガス代」と呼ばれるネットワーク手数料が高騰してしまう問題です。

ゲームのように、頻繁に細かい取引(キャラクターの売買、アイテムの獲得など)が発生する場合、このガス代の高騰は致命的です。1回の取引に数千円から数万円もの手数料がかかってしまっては、気軽にゲームをプレイすることはできません。

そこでSky Mavis社は、この問題を解決するために、イーサリアムに接続された独自のサイドチェーン「Ronin(ローニン)」を開発しました。サイドチェーンとは、メインのブロックチェーン(この場合はイーサリアム)に並行して稼働する、独立したブロックチェーンのことです。

Roninチェーンを導入したことにより、アクシーインフィニティは以下のメリットを享受できるようになりました。

  • 高速なトランザクション処理: ゲーム内での取引がほぼ瞬時に承認されるため、ストレスなくプレイできます。
  • 低コスト(ほぼ無料)な手数料: Sky Mavis社が提供する無料のトランザクション(取引)枠により、ユーザーはガス代を気にすることなく、アクシーの売買や送付を行えます。
  • イーサリアムとの互換性: Roninはイーサリアムと連携しているため、Ronin上の資産(アクシーや仮想通貨)を「ブリッジ」という仕組みを使ってイーサリアムのブロックチェーンに移し、最終的に法定通貨に換金できます。

Roninという専用インフラを自社で開発・提供したことは、アクシーインフィニティのユーザー体験を劇的に向上させ、爆発的な普及を後押しした最大の技術的要因です。ユーザーはイーサリアムの複雑さやコストを意識することなく、ゲームの世界に没頭できるようになったのです。

アクシーインフィニティで使われる2種類の仮想通貨

アクシーインフィニティの経済圏を理解する上で、中心的な役割を果たす2種類の仮想通貨(トークン)の存在は欠かせません。これらはそれぞれ異なる目的と役割を持っており、両者の関係性を知ることが、ゲームを有利に進め、効率的に稼ぐための鍵となります。ここでは、ガバナンストークンである「AXS」と、ゲーム内通貨である「SLP」について詳しく見ていきましょう。

① ガバナンストークン「AXS(アクシーインフィニティシャード)」

AXS(Axie Infinity Shards)は、アクシーインフィニティのエコシステム全体における「議決権」や「株式」に相当する、非常に重要なガバナンストークンです。その役割は多岐にわたります。

AXSの主な役割 詳細な説明
ガバナンス AXSの保有者は、アクシーインフィニティの将来的な運営方針に関する提案に投票する権利を持ちます。例えば、ゲームのアップデート内容や、コミュニティの資金の使い道など、重要な意思決定に参加できます。これにより、中央集権的な運営ではなく、プレイヤーコミュニティが主体となった分散型のエコシステムを目指しています。
ステーキング AXSを専用のプラットフォームに預け入れる(ステーキングする)ことで、報酬として新たにAXSを受け取れます。これは、銀行預金の利息のようなもので、ネットワークの安定に貢献する対価として支払われます。長期的にAXSを保有するインセンティブとなり、市場での売り圧力を抑制する効果も期待されます。
ゲーム内決済 後述するアクシーのブリード(交配)や、将来的に実装されるであろう特別なコンテンツの参加費用など、ゲーム内の特定のアクションを実行するためにAXSが必要となります。これにより、AXSへの継続的な需要が生まれます。

AXSの総発行上限は270,000,000 AXSと定められており、希少性が担保されています。参照:Axie Infinity Whitepaper

入手方法としては、主に以下の2つが挙げられます。

  1. 仮想通貨取引所での購入: Binance(バイナンス)などの海外取引所や、Coincheck(コインチェック)などの国内取引所で購入できます。日本円から直接購入できる国内取引所は、初心者にとって最も手軽な方法です。
  2. ゲーム内での報酬: アリーナ(対人戦)モードで特定のシーズンランキング上位に入ると、報酬としてAXSが配布されます。これは、ゲームのトッププレイヤーに与えられる名誉ある報酬です。

AXSは、単なるゲーム内通貨ではなく、アクシーインフィニティというデジタル国家の未来を左右する力を持つ、投資対象としての側面が非常に強いトークンであると理解しておきましょう。

② ゲーム内通貨「SLP(スムーズラブポーション)」

SLP(Smooth Love Potion)は、アクシーインフィニティをプレイすることで日常的に獲得できる、いわば「ゲーム内報酬通貨」です。その名前の通り、元々は「小さなラブポーション」という名称でしたが、後に変更されました。

SLPの主な役割と特徴は以下の通りです。

SLPの主な役割・特徴 詳細な説明
アクシーのブリード費用 SLPの最も重要な用途は、2体のアクシーを交配させて新しいアクシーのタマゴを生み出す「ブリード」の費用として消費されることです。ブリードを行うためには、一定量のSLPと前述のAXSが必要となります。
ゲームプレイによる獲得 SLPは、主にアリーナモード(PVP)で他のプレイヤーに勝利することで獲得できます。プレイヤーのランク(MMR)が高いほど、1勝あたりに得られるSLPの量も多くなります。これにより、プレイヤーはゲームをプレイし、強くなることで直接的な報酬を得られます。
発行上限なしとバーン(焼却) AXSとは異なり、SLPには発行上限がありません。ゲームがプレイされる限り、常に新しいSLPが生成され続けます。一方で、ブリードに使用されたSLPは「バーン(焼却)」され、供給量から永久に削除されます。この「生成(Mint)」と「焼却(Burn)」のバランスが、SLPの価格を安定させる上で極めて重要な要素となります。

SLPは、プレイヤーが「Play to Earn」を実感する上で最も身近な存在です。日々のゲームプレイを通じてSLPを稼ぎ、それを仮想通貨取引所で売却することで、日々の収益を生み出すことができます。

しかし、発行上限がないため、プレイヤー全体の稼ぐ量(生成量)が、ブリードで消費される量(焼却量)を大幅に上回ると、供給過多となり価格が下落しやすくなります。過去には、SLP価格の低迷がプレイヤーの収益性低下を招き、大きな課題となりました。運営元のSky Mavis社は、このバランスを調整するために、報酬システムの変更や新たなSLPの消費先(バーンメカニズム)の導入など、継続的なアップデートを行っています。

SLPは日々の収益の源泉であり、AXSはプロジェクト全体の価値を象徴するトークン。この2つのトークンが相互に作用し合うことで、アクシーインフィニティの複雑で魅力的な経済圏が成り立っているのです。

アクシーインフィニティの3つの大きな特徴

ゲームをプレイして仮想通貨を稼げる、育てたキャラクター(アクシー)を売買できる、スカラーシップ制度で初期費用なしでも始められる

アクシーインフィニティがなぜこれほどまでに世界中の人々を魅了し、P2Eゲームのパイオニアとしての地位を確立できたのでしょうか。その理由は、単に「稼げる」という一点だけではありません。ここでは、アクシーインフィニティを構成する3つの大きな特徴、「ゲームプレイによる収益化」「NFTキャラクターの売買」「スカラーシップ制度」について、その魅力を深掘りしていきます。

① ゲームをプレイして仮想通貨を稼げる

アクシーインフィニティの最も核となる特徴は、ゲームをプレイする行為そのものが、直接的な経済活動になるという点です。これは、従来のゲームにおける「楽しむためにお金を払う(Pay to Win)」モデルとは正反対の、「楽しむことでお金を得る(Play to Earn)」という革新的な価値観を提示しています。

具体的に、プレイヤーはどのようにして収益を得るのでしょうか。その主な流れは以下の通りです。

  1. アリーナでの勝利: プレイヤーは、自身が所有する3体のアクシーでチームを編成し、他のプレイヤーとオンラインで対戦します(アリーナモード)。この対戦に勝利すると、報酬としてゲーム内通貨「SLP(Smooth Love Potion)」を獲得できます。プレイヤーの腕前を示すレート(MMR)が高ければ高いほど、1勝あたりに得られるSLPの量は増加します。
  2. 仮想通貨の獲得: 日々の対戦でコツコツと貯めたSLPは、プレイヤーのRonin Walletに蓄積されていきます。また、シーズン終了時にランキング上位に入ると、より価値の高いガバナンストークン「AXS」が報酬として配布されることもあります。
  3. 取引所での換金: 獲得したSLPやAXSは、Ronin Bridgeという仕組みを使ってイーサリアムブロックチェーン上に送り出し、そこからBinanceのような海外取引所や、Coincheckのような国内取引所に送金します。そして、取引所で売却することで、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)、最終的には日本円などの法定通貨に換金できるのです。

この一連の流れは、もはや単なるゲームの域を超えています。プレイヤーは、自身の戦略、スキル、そしてゲームに費やした時間を、検証可能で流動性の高いデジタル資産へと転換させることができます。ゲーム内での努力が、現実世界で使える金銭的価値に変わるという体験は、多くのプレイヤー、特に新興国の人々にとっては、新たな収入源としての可能性を秘めており、社会現象にまでなりました。

② 育てたキャラクター(アクシー)を売買できる

アクシーインフィニティのもう一つの大きな特徴は、ゲームの主役であるモンスター「アクシー」そのものが、NFTとして資産価値を持つことです。

各アクシーは、ブロックチェーン上に記録された唯一無二の存在です。同じアクシーは一体として存在せず、それぞれが異なる特徴を持っています。

  • クラス: プラント、アクア、ビーストなど9種類のクラスがあり、それぞれに相性関係が存在します。
  • ボディパーツ: 目、耳、口、背中、角、尻尾の6つのパーツを持ち、各パーツに対応した「カード(技)」がバトルでの能力を決定します。
  • ステータス: HP、スピード、スキル、モラルといった基本能力値も個体ごとに異なります。
  • 遺伝子: 見た目には現れない劣性遺伝子を持っており、子孫に影響を与えます。

これらの要素が複雑に絡み合うことで、一体一体のアクシーにユニークな個性が生まれます。そして、その個性、特に対人戦で有利なパーツの組み合わせを持つアクシーや、見た目が美しい希少なアクシーは、公式のマーケットプレイスで高値で取引されます。

プレイヤーは、ただアクシーを使って戦うだけではありません。

  • ブリーディング(交配): 所有する2体のアクシーにSLPとAXSを消費して交配させ、新たなアクシー(タマゴ)を生み出すことができます。親の遺伝子を考慮して、より強く、より市場価値の高いアクシーを生み出すことを目指す「ブリーダー」という役割も存在します。
  • マーケットプレイスでの売買: 育てたアクシーや、ブリードで生み出したアクシーをマーケットプレイスに出品して販売できます。逆に、自分の戦略に必要な特定のアクシーを他のプレイヤーから購入することも可能です。

このように、アクシー自体が一種の金融資産のように機能し、プレイヤーはトレーディングカードゲームのレアカードを売買するような感覚で、あるいは競走馬のブリーダーのように、戦略的な売買や育成を通じて利益を追求できます。自分が時間と情熱を注いで育てたキャラクターが、数十万円、時には数百万円という価値で取引される可能性があるという事実は、プレイヤーに強いモチベーションを与え、ゲーム経済を活性化させる重要な要素となっています。

③ スカラーシップ制度で初期費用なしでも始められる

アクシーインフィニティは、プレイするために最低3体のアクシーを購入する必要があり、初期費用がかかるという参入障壁があります。しかし、この問題を解決し、ゲームの爆発的な普及を後押ししたのが、「スカラーシップ制度」というユーザーコミュニティから生まれた独自の仕組みです。

スカラーシップ制度は、以下のような仕組みで成り立っています。

  • マネージャー(オーナー): 既に複数のアクシーを所有しているプレイヤー。自分でプレイするには時間がない、あるいは余っているアクシーを有効活用したいと考えています。
  • スカラー: ゲームを始めたいが、初期費用を捻出するのが難しいプレイヤー。

マネージャーは、自身が所有するアクシーをスカラーに無償で貸し出します。スカラーは、その借りたアクシーを使ってゲームをプレイし、SLPを稼ぎます。そして、稼いだSLPを、あらかじめ決められた配分(例えば、マネージャー60%、スカラー40%など)で分け合います。

この制度は、双方にとってメリットがあります。

  • マネージャーのメリット: 自身がプレイしなくても、所有するアクシーから継続的な収益を得られます。複数のスカラーを抱えることで、収益をスケールさせることが可能です。
  • スカラーのメリット: 初期費用ゼロでゲームを始め、リスクなく収益を得るチャンスがあります。ゲームのスキルを磨けば、より多くの収益を上げることができます。

このスカラーシップ制度は、特にフィリピンなどの新興国で大きな広がりを見せました。コロナ禍で職を失った人々が、スカラーとしてアクシーインフィニティをプレイすることで生計を立てるケースが数多く生まれ、社会的なインパクトを与えました。

この制度は、単なるレンタル機能ではありません。マネージャーとスカラーの間にはコミュニケーションが必要であり、ギルドやコミュニティが形成されるきっかけにもなります。スカラーシップ制度は、アクシーインフィニティが単なるゲームではなく、人と人が繋がり、助け合う「社会」や「経済圏」であることを象徴する、非常にユニークで重要な特徴なのです。

アクシーインフィニティの始め方【5ステップ】

アクシーインフィニティを始めるには、一般的なスマホゲームのようにアプリをダウンロードするだけでは完結しません。ブロックチェーン技術を基盤としているため、仮想通貨取引所の口座開設やウォレットの作成など、いくつかの準備が必要です。ここでは、初心者の方が迷わないように、具体的な手順を5つのステップに分けて詳しく解説します。

① 国内の仮想通貨取引所で口座を開設する

アクシーインフィニティをプレイするには、最低3体のアクシー(NFT)を購入する必要があります。その購入資金となる仮想通貨イーサリアム(ETH)を、まずは日本円で購入しなければなりません。そのために、金融庁に登録されている国内の仮想通貨取引所の口座開設が最初のステップとなります。

なぜ海外の取引所ではなく、国内の取引所から始めるのかというと、多くの海外取引所では日本円の直接入金に対応していないためです。国内取引所であれば、銀行振込などを利用して簡単に入金し、仮想通貨を購入できます。

おすすめの国内取引所

どの取引所を選べば良いか迷う方のために、初心者にも人気があり、信頼性の高い主要な国内取引所をいくつか紹介します。選ぶ際のポイントは、手数料の安さ、取り扱い通貨の種類、アプリの使いやすさ、そしてセキュリティの高さです。

取引所名 特徴 こんな人におすすめ
Coincheck(コインチェック) アプリのUI/UXが非常に優れており、初心者でも直感的に操作しやすい。500円から仮想通貨を購入可能。AXS(アクシーインフィニティシャード)の取り扱いもある。 とにかく簡単に始めたい仮想通貨初心者の方。まずは少額から試してみたい方。
bitFlyer(ビットフライヤー) ビットコイン取引量国内No.1(※)の実績があり、セキュリティにも定評がある。メガバンクなどから出資を受けており、信頼性が高い。 安全性や信頼性を最も重視する方。長年の運営実績を求める方。
GMOコイン 入出金手数料や送金手数料が無料のケースが多く、コストを抑えたいユーザーに人気。取り扱い通貨の種類も豊富。 取引コストを少しでも安くしたい方。様々なアルトコインにも興味がある方。

※参照:Bitcoin 日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における 2021 年の年間出来高(差金決済/先物取引を含む)

まずはこれらの取引所のいずれか、あるいは複数で口座開設を申し込みましょう。申し込みには、本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカードなど)の提出と、個人情報の入力が必要です。審査には数日かかる場合があるため、早めに手続きを済ませておくことをお勧めします。

② 仮想通貨ウォレット「メタマスク」を作成する

次に、購入した仮想通貨(ETH)や、ゲーム内で手に入れたNFT(アクシー)を保管・管理するための「お財布」の役割を果たす、仮想通貨ウォレット「メタマスク(MetaMask)」を作成します。メタマスクは、イーサリアム系のブロックチェーンに対応した最もポピュラーなソフトウェアウォレットで、Webブラウザの拡張機能やスマホアプリとして利用できます。

メタマスクの作成手順は以下の通りです。

  1. 公式サイトからインストール: Google ChromeやFirefoxなどのブラウザに、公式サイト(metamask.io)から拡張機能をインストールします。偽サイトも存在するため、必ず公式サイトのURLを確認してください。
  2. ウォレットの新規作成: 「ウォレットを作成」を選択し、パスワードを設定します。このパスワードは、PC上でメタマスクをロック/アンロックする際に使用します。
  3. シークレットリカバリーフレーズの保管: これが最も重要なステップです。 12個の英単語で構成される「シークレットリカバリーフレーズ」が表示されます。これは、ウォレットを復元するためのマスターキーです。このフレーズが他人に知られると、ウォレット内の資産がすべて盗まれてしまいます。絶対にデジタルデータ(PCのメモ帳、スクリーンショット、クラウドストレージなど)で保存せず、紙に書き写して、誰にも見られない安全な場所に物理的に保管してください。
  4. フレーズの確認: 保管したフレーズを正しく入力し、作成を完了します。

メタマスクは、これからのブロックチェーンゲームやDeFi(分散型金融)サービスを利用する上で必須ともいえるツールです。シークレットリカバリーフレーズの管理の重要性を肝に銘じ、厳重に取り扱いましょう。

③ 専用ウォレット「Ronin Wallet」を作成する

アクシーインフィニティは、イーサリアムのサイドチェーンである「Ronin」上で動作しています。そのため、イーサリアム本体とやり取りするメタマスクとは別に、Roninチェーン上の資産を管理するための専用ウォレット「Ronin Wallet」が必要になります。

Ronin Walletの作成手順もメタマスクとほぼ同じです。

  1. 公式サイトからインストール: Sky Mavis社の公式サイトなどを通じて、Webブラウザの拡張機能をインストールします。
  2. ウォレットの新規作成: 「I’m new. Let’s get set up!」を選択し、パスワードを設定します。
  3. シークレットリカバリーフレーズの保管: メタマスク同様、12個の英単語からなるシークレットリカバリーフレーズが表示されます。これもメタマスクのフレーズとは別に、同様に厳重に紙に書き写して保管してください。
  4. フレーズの確認: フレーズを入力して作成を完了します。

これで、「日本円 ⇔ 国内取引所」「イーサリアムメインネット ⇔ メタマスク」「Roninネットワーク ⇔ Ronin Wallet」という、それぞれの領域で資産を管理する準備が整いました。

④ アクシーの購入資金(ETH)を送金する

アクシーを購入するためには、Ronin Wallet内に購入資金(ETH)を用意する必要があります。そのための送金プロセスは少し複雑ですが、一つひとつ丁寧に行いましょう。

  1. 国内取引所でETHを購入: 口座開設した国内取引所に日本円を入金し、アクシー3体分の価格+手数料を考慮した金額のイーサリアム(ETH)を購入します。
  2. 国内取引所 → メタマスクへETHを送金: 国内取引所から、先ほど作成したメタマスクのウォレットアドレス宛にETHを送金します。メタマスクを開き、アカウント名の下に表示される「0x…」から始まるアドレスをコピーして、取引所の送金先アドレス欄にペーストします。アドレスを1文字でも間違えると資産を失うため、必ずコピー&ペーストし、最初の数文字と最後の数文字が一致しているかを目視で確認しましょう。
  3. メタマスク → Ronin WalletへETHをブリッジ: ここで「Ronin Bridge」という公式サービスを利用します。Axie Infinity Marketplaceにアクセスし、Ronin Walletを接続した後、「Bridge」機能を選択します。「Deposit」を選び、イーサリアムネットワークからRoninネットワークへ、メタマスク内のETHを移動させます。この操作を「ブリッジ」と呼びます。この際、イーサリアムネットワークのガス代(手数料)が発生します。
  4. Ronin Walletへの着金確認: ブリッジの処理には数分〜数十分かかる場合があります。処理が完了すると、Ronin Wallet内でETHが「WETH(Wrapped ETH)」として表示されます。これで、アクシーマーケットプレイスで買い物ができる状態になりました。

⑤ アクシーを3体購入してゲームを始める

いよいよ最後のステップです。Ronin Walletに用意したWETHを使って、マーケットプレイスでアクシーを3体購入します。

  1. マーケットプレイスにログイン: Axie Infinity Marketplaceにアクセスし、Ronin Walletでログインします。
  2. アクシーを探す: マーケットプレイスには膨大な数のアクシーが出品されています。フィルター機能を使って、クラス、パーツ、ステータス、ブリード回数などを絞り込んで、自分の戦略や予算に合ったアクシーを探しましょう。初心者のうちは、YouTubeや攻略サイトで紹介されている「初心者向け鉄板構成(例:プラント、ビースト、アクアの組み合わせなど)」を参考にするのがおすすめです。
  3. アクシーを3体購入: 購入したいアクシーを見つけたら、「Buy Now」ボタンを押し、Ronin Walletでトランザクションを承認します。これを3回繰り返し、チームを編成するためのアクシーを3体揃えます。
  4. ゲームクライアントのダウンロード: 公式サイトからPCまたはスマートフォン用のゲームクライアントをダウンロードします。
  5. アカウント設定と同期: ゲームを起動し、最初にマーケットプレイスにログインした時と同じRonin Walletでログイン(署名)します。その後、メールアドレスとパスワードを設定してアカウントを作成します。最後に、購入したアクシーをゲーム内に同期させれば、準備は完了です。

これで、あなたもアクシーインフィニティのプレイヤーとして、冒険と収益化の旅を始めることができます。

アクシーインフィニティの初期費用はいくら?

アクシーインフィニティを始める上で、最も気になる点の一つが「初期費用は具体的にいくらかかるのか?」ということでしょう。この費用は、仮想通貨の価格やアクシー市場の状況によって常に変動するため、一概に「〇〇円です」と断言することはできません。しかし、費用の内訳を理解し、現在の相場を把握することで、おおよその目安を知ることは可能です。ここでは、初期費用を構成する要素と、それを抑える方法について解説します。

アクシー3体の購入費用

初期費用の中で最も大きな割合を占めるのが、ゲームをプレイするために最低限必要なアクシー3体の購入費用です。アクシーの価格は、その能力や希少性によって大きく異なり、安いものでは数ドル、高いものでは数十万ドル以上で取引されることもあります。

初心者がゲームを始める場合、まずは最も安価な「フロアアクシー」と呼ばれるアクシーを3体購入するのが一般的です。フロアアクシーとは、マーケットプレイスで最も安い価格帯で出品されているアクシーを指します。

アクシーの価格は、主にイーサリアム(ETH)またはそのペッグ通貨であるWETHで表示されます。 そのため、初期費用は「アクシー1体あたりのETH価格 × 3体分」に、その時点での「ETHの日本円価格」を掛け合わせることで計算できます。

【計算例】

  • フロアアクシーの価格:0.003 ETH / 1体
  • ETHの価格:300,000円 / 1 ETH
  • 初期費用(アクシー代)= 0.003 ETH × 3体 × 300,000円/ETH = 2,700円

これはあくまで一例です。ETHの価格が500,000円に上昇すれば、同じアクシーでも初期費用は4,500円になります。逆に、アクシーのフロア価格が0.01 ETHに上昇すれば、ETH価格が300,000円のままでも初期費用は9,000円になります。

重要なのは、常に最新の市場価格を確認することです。Axie Infinity Marketplaceにアクセスすれば、現在のフロア価格をリアルタイムで確認できます。まずはマーケットプレイスをチェックし、「Lowest Price(価格の安い順)」でソートして、現在の最低価格帯を把握することから始めましょう。また、ただ安いだけでなく、ある程度戦える構成を組む場合は、もう少し予算を上乗せして1体あたり0.005 ETH〜0.01 ETH程度のアクシーを選ぶことも視野に入れると良いでしょう。

取引で発生するガス代(手数料)

アクシー本体の価格に加えて、購入プロセスで発生する手数料(ガス代)も考慮に入れる必要があります。特に、イーサリアムのブロックチェーン上で発生するガス代は高額になる可能性があるため注意が必要です。

初期費用として考慮すべき主なガス代は、「国内取引所からメタマスクへの送金手数料」と「メタマスクからRoninへのブリッジ手数料」の2つです。

  1. 国内取引所からの送金手数料:
    これは利用する取引所によって異なります。数百円程度で固定されている場合もあれば、無料の場合もあります(例:GMOコイン)。複数の取引所を比較検討する際の重要なポイントとなります。
  2. Ronin Bridgeのガス代:
    これが最も変動が大きく、注意が必要な手数料です。イーサリアムのネットワークが混雑している時間帯には、このブリッジ手数料だけで数千円、場合によっては1万円を超えてしまうこともあります。一方で、ネットワークが空いている時間帯(一般的に週末の早朝など)を狙えば、数百円程度に抑えることも可能です。
    ガス代は、EtherscanのGas Trackerのようなサイトでリアルタイムの状況を確認できます。ETHをブリッジする際は、必ずガス代が安いタイミングを見計らって実行することが、初期費用を抑える上で非常に重要です。

Roninネットワーク内でのアクシーの購入や送金には、基本的にガス代はかかりません(無料のトランザクション枠が提供されているため)。したがって、初期費用の大部分は「アクシー本体価格」と「Ronin Bridgeのガス代」で構成されると覚えておきましょう。

初期費用を抑える方法

「少しでも安く始めたい」と考えるのは当然のことです。初期費用を抑えるためのいくつかの具体的な方法を紹介します。

方法 詳細 メリット デメリット・注意点
スカラーシップ制度の利用 マネージャーからアクシーを無償で借りてプレイし、収益を分け合う制度です。 初期費用が完全にゼロになる。リスクなくゲームを始められる。 収益の全額が自分のものにはならない。良いマネージャーを見つける必要がある。
仮想通貨・アクシー価格が安い時期を狙う 仮想通貨市場全体が下落トレンドにある時や、アクシーの需要が落ち着いている時期に購入します。 同じ性能のアクシーをより安価に入手できる可能性がある。 価格の底を見極めるのは困難。いつが買い時か判断が難しい。
無料スターターアクシーで練習する 「Axie Infinity: Origins」では、無料で使えるスターターアクシーが提供されます。 ゲームのルールや操作感を無料で体験できる。 スターターアクシーはNFTではないため、売買できず、SLPを稼ぐこともできない。あくまで練習用。
ガス代が安い時間帯を狙う 前述の通り、イーサリアムネットワークの閑散期(土日早朝など)にブリッジ操作を行います。 数千円単位で手数料を節約できる可能性がある。 生活リズムと合わない場合がある。常にガス代を監視する必要がある。

これらの方法の中で、最も確実かつ効果的に初期費用をゼロにできるのはスカラーシップ制度の活用です。まずはDiscordの公式サーバーや、スカラー募集を専門に行っているコミュニティ(ギルド)に参加して、スカラーになる道を探してみるのが最も賢明な選択肢の一つと言えるでしょう。もし自己資金で始める場合は、市場の動向をよく観察し、ガス代の安いタイミングを狙うなど、情報収集を怠らないことが重要です。

アクシーインフィニティの稼ぎ方【5選】

アクシーインフィニティの魅力は、その多様な収益化の手段にあります。単にゲームをプレイするだけでなく、ブリーダーとして、あるいは投資家として、様々な方法でエコシステムに参加し、利益を追求できます。ここでは、代表的な5つの稼ぎ方について、それぞれの特徴、難易度、そして収益性を詳しく解説します。

① アリーナモード(PVP)で勝利する

アリーナモードでの勝利は、アクシーインフィニティで最も基本的かつ直接的な稼ぎ方です。プレイヤーは3体のアクシーで組んだチームを使い、世界中の他のプレイヤーとリアルタイムで対戦します(PVP: Player vs Player)。

この対戦に勝利することで、ゲーム内通貨であるSLP(Smooth Love Potion)を獲得できます。これが、日々の収益の源泉となります。獲得できるSLPの量は、プレイヤーの実力を示すMMR(マッチメイキングレート)という内部レートによって決まります。MMRが高ければ高いほど、1勝あたりにもらえるSLPの量が増加するため、強くなることが直接収益アップに繋がります。

さらに、アクシーインフィニティには「シーズン」という概念があり、約2ヶ月間のシーズン期間中の成績に応じてランキングが決定されます。そして、シーズン終了時にランキング上位に入賞したプレイヤーには、SLPに加えて、より価値の高いガバナンストークン「AXS」が報酬として配布されます。 上位入賞は非常に困難ですが、トッププレイヤーにとっては大きな収益目標となります。

  • 難易度: 低〜高(MMRを上げるには戦略と知識、強力なアクシーチームが必要)
  • 収益性: 中(コツコツ稼ぐスタイル。トップ層は高収益も可能)
  • ポイント: この方法で安定して稼ぐには、ゲームのメタ(流行りの戦術)を理解し、自分のチームの強みと弱みを把握し、相手の行動を予測する戦略的な思考が求められます。日々のプレイを通じて経験を積むことが重要です。

② アクシーをブリード(交配)して販売する

ゲームをプレイする時間があまり取れない方や、育成シミュレーションゲームが好きな方には、アクシーをブリード(交配)して、生まれた新しいアクシーをマーケットプレイスで販売するという稼ぎ方があります。これは「ブリーダー」としての収益モデルです。

ブリードには、以下のコストが必要です。

  • 親となるアクシー2体
  • 一定量のSLP
  • 一定量のAXS

必要なSLPとAXSの量は、親アクシーのブリード回数に応じて増加します(1体のアクシーは最大7回までブリード可能)。ブリードによって生まれたアクシー(タマゴから孵化)は、親の遺伝子(ボディパーツ)を受け継ぎます。この時、どのパーツが遺伝するかには確率の要素が絡んできます。

ブリーダーとしての成功の鍵は、市場で需要の高い、つまり「強い」あるいは「希少な」パーツ構成のアクシーを生み出すことです。そのためには、現在の対戦環境(メタ)を分析し、どのようなアクシーが高値で取引されているかをリサーチする必要があります。

  • 難易度: 中〜高(遺伝の仕組み、市場動向の理解、初期投資が必要)
  • 収益性: 中〜高(成功すれば大きな利益も可能だが、コスト割れのリスクもある)
  • ポイント: ブリードは一種の投資活動です。コスト(SLP+AXS)と、生まれてくるアクシーの期待市場価格を常に天秤にかける必要があります。Axie.techのような外部のブリードシミュレーターツールを活用し、計画的に行うことが成功の秘訣です。

③ 仮想通貨AXSをステーキングする

AXS(Axie Infinity Shards)を保有している場合、それをただウォレットに保管しておくだけでなく、「ステーキング」することで受動的な収入(インカムゲイン)を得ることができます。

ステーキングとは、保有しているAXSを特定のプラットフォーム(この場合はRoninチェーン上の公式ステーキングダッシュボード)に預け入れ、ネットワークのセキュリティと安定に貢献する見返りとして、報酬(新たなAXS)を受け取る仕組みです。これは、銀行預金の利息に似ています。

ステーキングのメリットは、ゲームをプレイしたり、市場を常に監視したりする必要がなく、AXSを保有しているだけで資産が増えていく点にあります。報酬として得られるAXSをさらにステーキングに回すことで、複利効果も期待できます。

ただし、ステーキングには以下の点を理解しておく必要があります。

  • 価格変動リスク: ステーキング中もAXSの価格は変動します。もし価格が下落すれば、日本円換算での資産価値は目減りします。
  • ロック解除期間: ステーキングを解除(アンステーク)してから、実際にAXSがウォレットに戻るまでには一定の待機期間が必要です。すぐに売却することはできません。
  • 難易度: 低(一度設定すれば、あとは基本的に放置でよい)
  • 収益性: 低〜中(AXSの保有量と、その時点での年利(APY)に依存する)
  • ポイント: AXSステーキングは、アクシーインフィニティのプロジェクトの将来性を信じ、長期的な視点で資産を保有したいと考えている投資家向けの稼ぎ方です。

④ アクシーをレンタルして貸し出す(スカラーシップ)

すでにアクシーを複数体所有しているが、すべてのアカウントを自分でプレイする時間がない、あるいは追加投資としてアクシーを購入し、それを他人に貸し出すことで収益を上げたい場合に有効なのが、スカラーシップ制度を利用してマネージャーになることです。

マネージャーは、自分のアクシーチームを、初期費用を払えない「スカラー」に貸し出します。スカラーはそのアクシーを使ってプレイし、稼いだSLPを、マネージャーとスカラーであらかじめ決めた割合で分配します。一般的な分配率は、マネージャーが50〜70%、スカラーが30〜50%程度です。

この方法の最大のメリットは、自分の時間を使わずに、所有するNFT資産(アクシー)から収益を生み出せる点です。複数の優秀なスカラーを管理することで、収益を大きくスケールさせることも可能です。

  • 難易度: 中(スカラーの募集・管理、コミュニケーション、収益分配の計算などが必要)
  • 収益性: 中〜高(管理するスカラーの数と質による)
  • ポイント: 信頼できるスカラーを見つけることが最も重要です。Discordのコミュニティや、スカラーシップに特化したギルドなどを活用して募集するのが一般的です。また、スカラーのモチベーションを維持するためのサポートや、定期的なコミュニケーションも成功の鍵となります。

⑤ ランド(土地)を売買・レンタルする

アクシーインフィニティには、「ルナシア(Lunacia)」と呼ばれる仮想世界が存在し、その中の土地(ランド)もNFTとして販売されています。 このランドを売買したり、レンタルしたりすることでも収益を上げられる可能性があります。

ランドは、将来的に様々な機能を持つことが計画されています。

  • 資源の採集
  • アイテムのクラフト(製作)
  • 他プレイヤーとの交流拠点(ギルドハウスなど)
  • ランド所有者限定のダンジョンやコンテンツへのアクセス

現状ではまだ多くの機能が開発段階ですが、これらの機能が実装されれば、ランドの戦略的な価値は大きく高まることが予想されます。そのため、現在のランドの売買は、将来性を見越した先行投資としての側面が強いです。価格も非常に高額(最も安いものでも数ETH)であり、初心者にはハードルが高い稼ぎ方と言えます。

  • 難易度: 高(非常に高額な初期投資と、長期的な視点が必要)
  • 収益性: 未知数(将来性が高く、大きなキャピタルゲインの可能性があるが、リスクも高い)
  • ポイント: ランドへの投資は、アクシーインフィニティのプロジェクトが長期的に成功するという強い確信がある上級者向けの戦略です。購入を検討する際は、ホワイトペーパーやロードマップを熟読し、十分なリサーチを行う必要があります。

効率良く稼ぐための3つのコツ

アクシーインフィニティで収益を上げることは可能ですが、誰でも簡単に大金が稼げるわけではありません。特に、ゲームプレイを通じて安定した収益を目指すには、戦略と知識が不可欠です。ここでは、他のプレイヤーと差をつけ、効率良く稼ぐための3つの重要なコツを紹介します。

① 強いアクシーの選び方を理解する

アクシーインフィニティの対戦は、3体のアクシーで構成されるチームの相性と戦略が勝敗を大きく左右します。闇雲に安いアクシーを揃えても、なかなか勝つことはできず、結果的にSLPを効率的に稼ぐことができません。強いチームを編成するための、アクシーの選び方を理解することが最初のステップです。

チェックポイント 解説
クラスと相性 アクシーには9つのクラスがあり、じゃんけんのような三すくみの関係が存在します。「プラント/レプタイル/ダスク > アクア/バード/ドーン」や「アクア/バード/ドーン > ビースト/バグ/メック」など、有利なクラスに対しては与えるダメージが15%増加し、不利なクラスからは受けるダメージが15%増加します。チーム全体のクラスバランスを考えることが重要です。
カード(スキル)の組み合わせ アクシーの能力は、6つのボディパーツ(目、耳、口、角、背中、尻尾)に紐づいた4枚のカード(スキル)によって決まります。カードには攻撃、防御、回復、デバフ(弱体化)など様々な効果があり、これらのシナジー(相乗効果)がチームの強さを決定づけます。例えば、防御力の高い前衛(タンク)にはシールド値を上げるカード、攻撃力の高い後衛(アタッカー)には高ダメージのカードが求められます。
ステータス HP(体力)、スピード(行動順)、スキル(コンボ時の追加ダメージ)、モラル(クリティカル率と最終スタンド突入率)の4つのステータスも重要です。特に、相手より先に行動できるかを決めるスピードは非常に重要な要素です。クラスごとに基本ステータスは決まっていますが、ボディパーツのクラスによっても微調整されます。
現在のメタ 「メタ」とは、その時々の対戦環境で流行している強い戦術やアクシーの構成を指します。運営のバランス調整によってメタは常に変化します。ランキング上位のプレイヤーがどのようなチームを使っているかをマーケットプレイスやリーダーボードで確認し、メタを理解することが、勝率を上げるための近道です。

強いアクシーは価格も高くなる傾向にありますが、初期投資を少し多めに出してでも、シナジーのあるバランスの取れたチームを編成することが、長期的に見て効率的なSLP獲得に繋がります。

② ブリードの仕組みを理解する

アクシーのブリード(交配)は、単なる運任せの作業ではありません。そこには複雑な遺伝のアルゴリズムが存在し、それを理解することが収益性の高いブリーダーになるための鍵となります。

ブリードで成功するためのポイントは以下の通りです。

  • 遺伝子の理解: アクシーの各ボディパーツには、実際に見た目に現れている「優性遺伝子(D)」に加えて、表には出ていない「劣性遺伝子(R1)」と「準劣性遺伝子(R2)」が2つずつ存在します。子が親のどの遺伝子を受け継ぐかは確率で決まります。優性遺伝子が遺伝する確率が最も高い(37.5%)ですが、劣性遺伝子が発現することもあります。この仕組みを理解することで、望みのパーツを持つアクシーが生まれる確率をある程度予測できます。
  • ピュアネス(純血度)の考慮: 同じクラスのパーツを多く持つアクシーは「ピュアネスが高い」と表現されます。ピュアネスの高い親同士を交配させると、同じクラスのパーツを持つ子(つまり、ピュアな子)が生まれやすくなります。特定のクラスに特化した強力なアクシーを作りたい場合に重要となる概念です。
  • コスト計算の徹底: ブリードにはAXSとSLPが必要です。これらのコストは、仮想通貨市場の価格によって常に変動します。ブリードを実行する前に、「(AXSの現在価格 × 必要量)+(SLPの現在価格 × 必要量)」で総コストを日本円などで計算し、生まれてくるアクシーの想定売却価格と比較して、利益が見込めるかどうかを必ず確認する癖をつけましょう。感情的なブリードは避け、常にデータに基づいて判断することが重要です。
  • 外部ツールの活用: Axie.techのような有志が開発したウェブサイトには、2体の親アクシーのIDを入力すると、生まれてくる子のパーツ確率をシミュレーションできる「ブリーディングシミュレーター」機能があります。これらのツールを積極的に活用することで、ブリードの成功率を高めることができます。

ブリードは奥が深く、専門的な知識が求められますが、その分、成功した時のリターンも大きい分野です。

③ 最新情報を常にチェックする

アクシーインフィニティの世界は、非常に変化のスピードが速いエコシステムです。ゲームの仕様変更、バランス調整、経済システムのアップデートが頻繁に行われます。これらの変化に適応できなければ、効率的に稼ぎ続けることは困難です。常に最新情報をキャッチアップする姿勢が、長期的に成功するために不可欠です。

情報収集のために、以下の公式チャネルは必ずフォローしておきましょう。

  • Axie Infinity 公式ブログ/Substack: ロードマップの進捗、大型アップデートの詳細、経済レポートなど、最も重要で詳細な情報が公開されます。
  • 公式Twitter (現X): 最新ニュースや速報が最も早く流れてきます。開発者の個人アカウントもフォローすると、より深い情報を得られることがあります。
  • 公式Discord: 世界中のプレイヤーが集まる最大のコミュニティです。アナウンスチャンネルでの公式発表はもちろん、各言語のチャンネルで他のプレイヤーと情報交換したり、質問したりすることができます。スカラーシップの募集も活発に行われています。

特に注意して見るべき情報は、カード能力のバランス調整(Buff/Nerf)です。あるカードが強化されれば、そのパーツを持つアクシーの価値が上がり、逆に弱体化されれば価値が下がります。このような変更は、対戦のメタだけでなく、マーケットプレイスの価格にも直接的な影響を与えます。情報の鮮度が収益に直結することを意識し、日頃から情報収集を怠らないようにしましょう。

アクシーインフィニティの将来性

大手企業との提携実績、eスポーツとしての盛り上がり、大型アップデート「Axie Infinity: Origin」への期待

アクシーインフィニティに時間や資金を投じる上で、そのプロジェクトの将来性は誰もが気になるところでしょう。一時期の爆発的なブームは落ち着きを見せていますが、プロジェクトが長期的に持続し、成長していく可能性を秘めた要素は数多く存在します。ここでは、アクシーインフィニティの将来性を測る上で重要な3つのポイントを解説します。

大手企業との提携実績

プロジェクトの信頼性と将来性を判断する上で、どのような企業や投資家がそのプロジェクトを支援しているかは非常に重要な指標となります。その点において、アクシーインフィニティの開発元であるSky Mavis社は、世界的に著名な企業やベンチャーキャピタルから多額の資金調達に成功しているという強力な実績があります。

過去の資金調達ラウンドでは、以下のような名だたる企業が名を連ねています。

  • アンドリーセン・ホロウィッツ(a16z): Facebook(現Meta)やTwitter、Coinbaseなど、数々の成功したテクノロジー企業への初期投資で知られる、シリコンバレーのトップティアのベンチャーキャピタル。
  • Paradigm(パラダイム): 暗号資産・Web3分野に特化した有力な投資ファンド。
  • Ubisoft(ユービーアイソフト): 「アサシン クリード」シリーズなどで知られる、フランスの大手ゲーム開発会社。
  • Samsung(サムスン): 韓国の巨大テクノロジー企業。その投資部門であるSamsung Nextが支援。

これらの世界的なトッププレイヤーたちがSky Mavis社に出資しているという事実は、アクシーインフィニティの技術力、ビジョン、そして将来的な成長ポテンシャルが高く評価されていることの証左です。これらの資金は、開発チームの拡充、マーケティング、eスポーツ展開、そしてRoninネットワークの分散化とセキュリティ強化などに活用されており、プロジェクトの持続的な発展を支える強固な基盤となっています。

eスポーツとしての盛り上がり

アクシーインフィニティは、単なる「稼ぐためのゲーム」から、戦略性の高い「競技(eスポーツ)」へと進化を遂げようとしています。 Sky Mavis社は、eスポーツエコシステムの構築に多額の資金を投じており、世界各地で公式トーナメントが開催されています。

2022年には、スペインのバルセロナで初の世界大会「AxieCon」が開催され、世界中からトッププレイヤーが集結し、高額な賞金を懸けて熱戦を繰り広げました。こうした公式大会の開催は、以下のような多くの好影響をもたらします。

  • トッププレイヤーの活躍: スタープレイヤーが生まれることで、コミュニティに憧れや目標が生まれ、ゲーム全体の競技レベルが向上します。
  • 観戦する楽しみ: 自身がプレイしなくても、トップレベルの対戦を観戦して楽しむという新たなユーザー層を獲得できます。
  • 戦略の深化: 大会を通じて新たな戦術やチーム構成が開発され、ゲームの戦略的な奥深さが増していきます。
  • スポンサーの獲得: eスポーツとしての知名度が向上すれば、外部企業からのスポンサーシップも期待でき、エコシステムがさらに豊かになります。

ゲームに「稼ぐ」以外の「競技として楽しむ」「観戦して楽しむ」という目的が加わることは、ゲーム経済の健全性と持続可能性を高める上で非常に重要です。eスポーツとしての地位を確立できれば、SLPやAXSの価格変動だけに依存しない、より強固なコミュニティとエコシステムを築くことができるでしょう。

大型アップデート「Axie Infinity: Origin」への期待

Sky Mavis社は、既存のゲームシステム(通称:Classic, V2)の課題を克服し、より多くのプレイヤーに楽しんでもらうため、ゲームシステムを根本から刷新した大型アップデート版「Axie Infinity: Origins」(当初はOriginと呼ばれていた)をリリースしました。このアップデートは、アクシーインフィニティの未来にとって極めて重要な意味を持っています。

「Origins」の主な変更点と、それがもたらす期待は以下の通りです。

  • 無料スターターアクシーの導入: これまで必須だった初期投資なしで、誰でも無料でゲームを始められるようになりました。これにより、新規プレイヤーの参入障壁が劇的に下がり、ゲームの裾野が大きく広がることが期待されます。
  • ゲームシステムの刷新: カードの使用がターンごとにリセットされるようになり、エナジーとカードの駆け引きがよりスピーディーで戦略的になりました。また、「ルーン」や「チャーム」といった新たな装備アイテムが導入され、カスタマイズ性と戦略の幅が大きく向上しました。
  • グラフィックと演出の向上: アクシーやバトルのビジュアルが大幅にリッチになり、純粋なゲームとしての魅力が高まりました。

これらのアップデートは、アクシーインフィニティを「Play to Earn」から「Play & Earn」へと進化させる試みです。つまり、「稼ぐためだけにプレイする」のではなく、「ゲームとして面白いからプレイし、その結果として稼ぐこともできる」という、より持続可能なモデルへの転換を目指しています。この「Origins」がマスアダプション(大衆への普及)を達成できるかどうかが、アクシーインフィニティの長期的な成功を占う大きな鍵となるでしょう。

アクシーインフィニティを始める際の注意点

初期費用がかかる、仮想通貨の価格変動リスク、ハッキングや詐欺のリスク、ゲームの仕様変更による影響

アクシーインフィニティは、新しい収益の機会を提供する魅力的なゲームですが、その一方で、ブロックチェーンや仮想通貨に起因する様々なリスクも伴います。これらのリスクを正しく理解し、対策を講じることが、安全にゲームを楽しむための大前提となります。ここでは、特に初心者が注意すべき4つのポイントについて詳しく解説します。

初期費用がかかる

スカラーシップ制度を利用しない限り、アクシーインフィニティを自らのアカウントで始めるには、最低3体のアクシーを購入するための初期費用が必要になります。この費用は、アクシーや仮想通貨の市場価格によって変動し、数千円で済むこともあれば、数万円以上かかることもあります。

これは、従来の基本無料のソーシャルゲームとは大きく異なる点です。ゲームを始めるために、まず現実のお金を投資する必要があるのです。そして、投資である以上、投じた資金を回収できる保証はどこにもありません。

ゲームをプレイして稼いだSLPの価値が下落したり、購入したアクシーの市場価格が下落したりして、結果的に初期費用を回収できないまま終わってしまう可能性も十分にあります。アクシーインフィニティを始める際は、「儲かるらしいから」という安易な気持ちではなく、「最悪の場合、初期費用は戻ってこないかもしれない」というリスクを許容できる範囲の、余裕を持った資金で行うことが極めて重要です。

仮想通貨の価格変動リスク

アクシーインフィニティの経済は、ガバナンストークン「AXS」とゲーム内通貨「SLP」という2種類の仮想通貨によって支えられています。これらの通貨の価格は、株式市場や為替市場と同様に、需要と供給のバランスによって常に変動しています。

この価格変動は、プレイヤーの収益に直接的な影響を与えます。

  • 収益の変動: 例えば、1日に100 SLPを稼いだとします。SLPの価格が1枚3円なら日収は300円ですが、1枚1円に下落すれば日収は100円になってしまいます。逆に価格が10円に上昇すれば、同じ労力でも日収は1000円になります。
  • 資産価値の変動: 保有しているAXSやSLP、そしてアクシー(NFT)自体の価値も、これらの通貨の価格変動に大きく影響されます。市場全体が下落基調にあるときは、ゲーム内資産の日本円換算での価値も減少します。

仮想通貨の価格は、ゲーム内の要因だけでなく、世界経済の動向、金融政策、規制のニュースなど、様々な外部要因によって大きく変動します。自分の努力だけではコントロールできない価格変動リスクが常に存在することを、肝に銘じておく必要があります。

ハッキングや詐欺のリスク

ブロックチェーンや仮想通貨の世界は、中央管理者がいない分散型の性質を持つがゆえに、自己責任が原則となります。つまり、あなた自身の資産は、あなた自身で守らなければなりません。 従来のサービスのように、運営会社がパスワードをリセットしてくれたり、盗まれた資産を補償してくれたりすることは、基本的にはありません。

アクシーインフィニティをプレイする上で、特に注意すべきハッキングや詐欺の手口は以下の通りです。

  • シークレットリカバリーフレーズの漏洩: ウォレット(メタマスクやRonin Wallet)の復元キーである12個の英単語が他人に知られてしまうと、ウォレット内の全資産が盗まれます。絶対に誰にも教えず、PCやスマホ、クラウド上にも保存しないでください。
  • フィッシング詐欺: 公式サイトや運営を装った偽のウェブサイトに誘導し、ウォレットを接続させたり、シークレットリカバリーフレーズを入力させたりする手口です。ブックマークや公式サイトからのリンクを利用し、安易に知らないリンクをクリックしないようにしましょう。
  • DM(ダイレクトメッセージ)による詐欺: DiscordやTwitterで、サポート担当者を名乗る人物から「問題解決のために」などと称して、個人情報やフレーズを聞き出そうとする手口です。公式のサポートがDMで個人情報を尋ねることは絶対にありません。 すべて詐欺だと考えて無視しましょう。

これらのリスクから身を守るためには、常に警戒心を持ち、「自分の資産は自分で守る」という強い意識を持つことが何よりも大切です。

ゲームの仕様変更による影響

アクシーインフィニティは、まだ発展途上のプロジェクトであり、ゲームのバランスや経済システムを健全に保つために、運営元のSky Mavis社によって頻繁にアップデートや仕様変更が行われます。

これらの変更は、プレイヤーの収益性に直接影響を与える可能性があります。例えば、過去には以下のような変更がありました。

  • SLP報酬システムの変更: デイリークエストやアドベンチャーモードでのSLP報酬が廃止され、アリーナモードでしか稼げないように変更されました。
  • カード能力のバランス調整: 特定の強力なカードが弱体化(Nerf)され、これまで強かったアクシーの価値が下落する一方で、別のカードが強化(Buff)され、新たなメタが生まれることがあります。

これらの変更により、昨日まで有効だった稼ぎ方や戦略が、今日には通用しなくなる可能性があります。 プレイヤーは、こうした変化に柔軟に対応し、常に新しい戦略を学び、適応していく必要があります。「一度覚えたら、あとは同じことの繰り返しで稼げる」という甘い考えは通用しないと心得ておきましょう。

アクシーインフィニティに関するよくある質問

スマホだけでもプレイできますか?、無料で始める方法はありますか?、今から始めても稼げますか?、日本語に対応していますか?

これからアクシーインフィニティを始める方が抱きがちな、素朴な疑問についてQ&A形式で回答します。

スマホだけでもプレイできますか?

はい、ゲームをプレイするだけであれば、スマートフォンだけでも可能です。アクシーインフィニティは、Android版とiOS版のモバイルアプリを提供しています。Android版は公式サイトからAPKファイルを直接ダウンロードしてインストールします。iOS版は、TestFlightという仕組みを通じて、限られた招待枠で提供されることが一般的です。

ただし、注意点もあります。アクシーの購入や売却を行うマーケットプレイスの利用、ウォレット間の資金移動(ブリッジなど)、スカラーシップの管理といった、ゲームプレイ以外の周辺操作については、PCのブラウザで行う方がはるかにスムーズで安全です。

結論として、「プレイはスマホで、本格的な資産管理や取引はPCで」と使い分けるのが最もおすすめです。全くPCがない状態で始めるのは、セキュリティや操作性の観点から、あまり推奨されません。

無料で始める方法はありますか?

はい、あります。唯一の方法が「スカラーシップ制度」の利用です。

スカラーシップ制度とは、アクシーを所有している「マネージャー」から、アクシーを無償でレンタルさせてもらい、ゲームをプレイする仕組みです。スカラー(借り手)は、初期費用を一切かけることなくゲームを始め、プレイして稼いだSLPをマネージャーと分け合うことで収益を得られます。

一方で、「Axie Infinity: Origins」で提供される無料のスターターアクシーは、あくまでゲームのルールを学ぶための体験版のような位置づけです。これらのアクシーはNFTではないため、マーケットプレイスで売買することはできず、また、SLPなどの仮想通貨を稼ぐこともできません。

したがって、「無料で始めて、かつ稼ぎたい」のであれば、スカラーになる道を探すのが唯一の選択肢となります。公式Discordサーバーの専門チャンネルや、SNS上のコミュニティでスカラーを募集しているマネージャーを探してみましょう。

今から始めても稼げますか?

はい、今から始めても稼ぐことは可能ですが、かつてのような「誰でも簡単に大儲けできる」という状況ではありません。

2021年のブーム全盛期には、SLPの価格が非常に高騰し、ゲームをプレイするだけで月収数十万円以上を稼ぐプレイヤーも珍しくありませんでした。しかし、その後、SLP価格は落ち着き、収益性も現実的な水準になっています。

現在のアクシーインフィニティで稼ぐためには、以下の点が重要になります。

  • 戦略的なプレイ: ゲームのシステムを深く理解し、対人戦で高い勝率を維持するスキル。
  • 長期的な視点: 短期的な価格変動に一喜一憂せず、プロジェクトの長期的な成長を信じてコツコツとプレイしたり、投資したりする姿勢。
  • 情報収集: 常に最新のアップデートやメタの情報を追い、変化に対応していく柔軟性。

一攫千金を狙う投機的な対象としてではなく、「新しい形のゲームや経済圏を楽しみながら、その対価としてお小遣いや副収入を得る」というスタンスで臨むのが、精神的にも健全で、長続きする秘訣と言えるでしょう。

日本語に対応していますか?

ゲームクライアント自体は、部分的に日本語に対応しています。 カードの説明文などが日本語で表示されるため、英語が苦手な方でも、ゲームをプレイする上での基本的なルールは理解しやすくなっています。

しかし、アクシーインフィニティのエコシステム全体としては、依然として英語が公用語となっています。

  • 公式サイト、ホワイトペーパー、公式ブログなどの重要なドキュメント
  • Axie Infinity Marketplaceのインターフェース
  • 公式Discordサーバーでのアナウンスやプレイヤー間のコミュニケーション

これらは、基本的にすべて英語です。そのため、DeepLやGoogle翻訳といった翻訳ツールを活用するスキルは必須となります。また、最新情報をいち早く、そして正確に理解するためには、ある程度の英語力があった方が有利なのは間違いありません。日本のプレイヤーコミュニティも存在するため、そういった場所で情報を交換するのも有効な手段です。

まとめ

本記事では、世界的な「Play to Earn」ムーブメントの火付け役となったNFTゲーム、アクシーインフィニティについて、その仕組みから具体的な始め方、多様な稼ぎ方、そして将来性や注意点に至るまで、包括的に解説しました。

最後に、この記事の要点をまとめます。

  • アクシーインフィニティとは: ベトナムのSky Mavis社が開発した、イーサリアムのサイドチェーン「Ronin」を基盤とするNFTゲーム。「遊んで稼ぐ(Play to Earn)」を代表するプロジェクトであり、ゲーム内で得た資産が現実の価値を持つ。
  • 始め方のステップ: ①国内取引所の口座開設 → ②メタマスク作成 → ③Ronin Wallet作成 → ④ETHの送金・ブリッジ → ⑤アクシー3体の購入、という5つのステップが必要。
  • 多様な稼ぎ方: アリーナでの勝利(SLP獲得)、アクシーのブリードと販売、AXSのステーキング、スカラーシップのマネージャー、ランドの売買など、プレイスタイルや投資戦略に応じた様々な収益化手段が存在する。
  • 効率化のコツ: 強いアクシーの選び方、ブリードの遺伝法則、そして常に最新情報を収集する姿勢が、他のプレイヤーと差をつける鍵となる。
  • リスクの理解: 初期費用がかかること、仮想通貨の価格変動リスク、ハッキングや詐欺の危険性、そしてゲームの仕様変更による影響など、始める前に必ず理解しておくべき注意点がある。

アクシーインフィニティは、単なるゲームの枠を超え、ブロックチェーン技術が可能にする新しいデジタル経済圏、そしてコミュニティの形を私たちに見せてくれました。一時期の熱狂は落ち着きましたが、eスポーツ化や大型アップデート「Origins」を通じて、より持続可能で面白いゲームへと進化を続けています。

この記事が、あなたがアクシーインフィニティという新しい世界へ踏み出すための一助となれば幸いです。ただし、仮想通貨やNFTへの投資は、常に自己責任が伴います。 始める前には、必ずご自身で公式サイトなどの一次情報から最新の情報を確認し、リスクを十分に理解した上で、無理のない範囲で挑戦してみてください。